阪南大高が柏のゴールで突き放す

 瀬尾のゴールで先制した阪南大高が1点リードで試合を折り返すと、後半は序盤からセットプレーを中心に相手ゴールに迫る。それでも大阪桐蔭がここを無失点で切り抜けると、45分に2枚替え。ここから終盤にかけて攻撃のギアを上げるため、普段はスタメンのFW11松崎龍之介(3年)とFW14木虎壮市(3年)をこのタイミングで投入した。

 しかし、次もスコアを動かしたのは阪南大高。53分、福本が中盤でボールを奪ってから攻撃を展開すると、福本のパスからMF14伊藤成康(2年)が左サイドを突破。伊藤が中に入れたボールに瀬尾がスライディングで合わせると、これはGKに弾かれるも、詰めていたMF13柏大輝(3年)が押し込んで貴重な追加点をゲットした。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
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