2点目を決めた横浜FCユースFW前田勘太朗

 前半シュートゼロで終わったFC東京U-18は後半、全く違うチームに変貌したように攻めに出た。

 後半2分、左サイドの突破からMF19髙橋裕哉が決め、同点に追いつくと9分にはDF26田中遥大のシュートが相手選手に当たり、オウンゴールとなり、逆転に成功。イケイケのFC東京U-18は23分、FW9山口太陽のシュートのこぼれ球を途中出場のMF11 浅田琉偉が押し込み、2点差に。特長のパワーとスピードが発揮された。

 ここで勝負ありと思われたが、横浜FCユースが最後に意地を見せた。後半アディショナルタイムは3分の表示。そのなか45+1分、左サイドからのクロスにFW23前田勘太朗が頭で決めると、45+4分、今度はFW23前田からのクロスにMF11中台翔太が頭で決め、試合終了。横浜FCユースが土壇場に追いつき、勝点「1」ずつを分け合った。

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