昌平vs 鹿島アントラーズユース

 令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)で初優勝を飾った昌平は、ベストメンバーと言える顔触れが先発に名を連ね、1得点とはいえ多くの時間帯で主導権を握った。

 昌平のキックオフで始まった上位決戦は、開始40秒ほどで先制ゴールが生まれ、残り90分以上もスコアの動かない持久戦だった。

 左サイドでボールを預かったU-17日本代表のMF山口豪太(2年)が、ドリブルで中央に進出。2人のマークに遭いながら右足で放った強烈なシュートがこぼれ球となり、これに素早く反応したMF三浦悠代(3年)が決勝点を押し込んだ。三浦は通算6点目で、U-17日本代表のMF長璃喜(2年)と並んでチーム首位タイとなった。

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