ホームの後押しを受けた首位の大津が静岡学園に競り勝ち、高体連チームとして初めてのプレミアWEST制覇でEASTとのファイナルへ

大津が初優勝(写真=井芹貴志)

 高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2024 WESTの第20節、熊本県の大津町運動公園球技場では、16勝1分2敗で首位を走る大津と、5勝5分9敗の9位・静岡学園という、いずれも来月末に始まる第104回全国高校サッカー選手権大会への出場を決めている高体連チーム同士が対戦。大津は地元でのこの一戦に勝てば2位の神戸U-18の結果にかかわらず初めてのWEST優勝が決まるとあって、3,000人の観客が後押しする完全ホームの雰囲気の中でのキックオフとなった。

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 立ち上がりは静岡学園がやや押し込み、左の原星也が積極的な仕掛けを見せる。だが大津は主将の五嶋夏生ら最終ラインが落ち着いた対応でフィニッシュには持ち込ませず、徐々にボールを握って左右に動かしながらペースをつかんでいく。

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▽高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2024 WEST
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