東京成徳大深谷イレブン

 前半は大半の時間帯で東京成徳大深谷が主導権を握り、敵陣で試合を進めた。

 MF西村優悟(3年)が7分と18分、いずれもMF藤村岳渡(3年)の右クロスから足とヘッドで合わせたが、わずかに枠を外したりして得点できなかった。しかし22分、左ウイングバック山谷康太朗(2年)の蹴った右CKをFW関根大和(2年)が、ファーポストからヘディングで合わせて先手を取った。

 市立浦和は4人と3人を併用する守備ラインのうち、3バックを編成して対抗。ボールを握られ守勢に回る時間が長かったものの、最少失点に抑えていた前半終了間際、右ウイングバック千葉琉生(2年)の右クロスからMF横井葵(3年)が絶好のシュートを放ったが、枠を捕らえられなかった。

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▽令和6年度関東高校サッカー大会埼玉予選
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