以降も相手ゴールまで迫る場面はあったが、6本のシュートを得点に結びつけることはできず。「前半の10分ぐらいから、自分たちのペースになって、良いテンポで動かせていたのですが、ゴール前のクォリティーが低くてシュートが打てなかった」と太田は振り返る。

 後半に入ってからは「最終ラインでやらなくても良いような切り返しなど、欲を出しすぎるようなプレーが少し見られた」(高原監督)こともあり、瀬戸内の攻撃を受ける場面が増えていく。後半15分には後方のフィードをFW20山口朔空(2年)が収めると、右前へのパスからFW片岡優(2年)がシュート。21分にはクリアボールを途中出場のFW9上岡士恩(3年)が前線でキープ。ゴール前に走り込んだ片岡がGKをかわしたが、シュートを打ち切れない。

 37分には右CKを跳ね返されたところをMF10長村星波(2年)が拾って、右後方から再びゴール前へ。このボールもクリアされたが、再び拾ってFW17武田直大(3年)がクロスをDF2飯塚尊生(3年)が頭で合わせ、瀬戸内が先制した。

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