予選決勝で作陽学園に敗れ、インターハイへの出場を逃した経験も無駄にしていない。「インターハイの負けは“自分たちはプリンス無敗”という無駄な自信というか、負けないと過信していたところを作陽学園に突かれた。そこから全く上手く行かなくて、夏休みはずっと苦しかったけど、徐々に3年生の自覚が出てきた。みんながチームのために頑張る選手になってきた」(太田)。怪我人の調子が戻れば、攻撃力もまた上がっていくだろう。1、2年生が台頭してきているのも大きい。岡山学芸館の4年連続での選手権出場に向けた準備は着実に進んでいる。
(文・写真=森田将義)
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