京都橘 vs ガンバ大阪ユース

 ここまでの試合は取りこぼしが多く、4位に位置するG大阪にとって前期最終節となる今節は勝点3が欠かせない一戦。対する9位の京都橘も今季初勝利に対する想いは強かった。前半から一進一退の攻防が続いたが、試合は時間の経過とともにG大阪へと傾いていく。

 「相手が蹴ってくる中、自分たちはボールを繋いで前進していきたい。セカンドボールの回収のやり合いみたいになっていた。そこでボールが持てた時は僕たちのチャンスになっていた」。そう話すのは森田で、MF長田叶羽(3年)と古河幹太(3年)が中盤でマイボールにするとサイドからの仕掛けでチャンスを伺った。

 最初の見せ場は前半34分。左サイドでボールを持ったMF15阿児尚哉(2年)をDF3加地莉比斗(3年)が追い越してゴール前にクロス。反対サイドから飛び込んだ森田がヘディングシュートを叩き込み、G大阪が均衡を崩した。

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