慶應義塾 vs 湘南工大附

 しかし湘南工大附が前線から厳しいプレスを掛け、相手のミスを誘ってマイボールにする流れは後半も変わらなかった。しっかりとボールを握り、荻野が切れ味鋭いドリブルで慶応義塾の守備陣を混乱させる。

 後半15分、荻野の蹴ったCKから太田が蹴り込み、23分には長野が右から持ち込んで上げたボールがオウンゴールとなって4点目。なおも攻撃の手を緩めず、アディショナルタイムに2点を追加した。

 まずFW成田梨甫(3年)のパスを受けた佐藤が豪快に決め、数分後にも後半37分から出場していたFW出田海空(3年)が続いて大量点を締めくくった。

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▽令和6年度関東高校サッカー大会神奈川予選
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