そして試合が後半に入ると41分、明秀日立はMF24廣瀬魁(2年)が右から切り込みカットインシュート。42分、今度は東洋大牛久。MF8大沼輝生(2年)がお返しとばかりに左からカットインシュート。明秀日立がギアを上げたことで、試合は一進一退の展開へ。
是が非でも先制点が欲しい両チーム。51分には両チームが同時に最初の交代カードを切る。東洋大牛久はFW9宮本海翔(3年)を、明秀日立はケガの影響でベンチスタートとなっていたMF10竹花龍生(3年)をそれぞれ投入。そして、この交代で攻撃にリズムが生まれた明秀日立が遂に均衡を破る。
60分、こぼれ球を拾ったMF7阿部巧実(3年)からの鋭いグラウンダーパスで中央を抜け出した尾上がGKとの1対1を迎えると、冷静にゴール右に流し込み、先制ゴールを挙げた。
▽令和6年度関東高校サッカー大会茨城予選
令和6年度関東高校サッカー大会茨城予選