明秀日立 vs 東洋大牛久

 狙い通りの展開に持ち込みながら逆に先制を許してしまった東洋大牛久も反撃。72分、左のMF7櫛田治弘(3年)がボックス内右に走り込んだ宮本へ絶妙な浮き球を通すと、宮本がバウンドに右足を合わせ豪快にネットに突き刺した。

 東洋大牛久が振り出しに戻したゲームは1-1のまま後半も終了。試合は10分ハーフの延長戦に突入した。

 東洋大牛久GK1伊藤颯(3年)のファインセーブもあり、スコアが動かないまま延長も後半を迎える。すると92分、MF6稲葉陽(3年)の蹴った左CKが相手のオウンゴールに繋がり、東洋大牛久が遂に逆転に成功した。

 これで追い込まれた明秀日立だったが、ここから猛攻を仕掛けると、試合終了間際の99分、スルーパスで中央を抜け出したFW25鈴木優斗(2年)がGKをかわしたところで倒されPKを獲得。このPKを竹花がしっかり沈めた。

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▽令和6年度関東高校サッカー大会茨城予選
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