低姿勢な守護神の持ち味はシュートストップとハイボールの処理だそうだ。昨年のインターハイ予選は、1次トーナメント代表決定戦で明星学園に1-3で完敗したとあり、「未完成のチームですが、1日1日の練習を大事にこなし少しずつでもレベルアップして全国大会を目指したい」と目標を口にした。
先制ゴールの水島は、7-0で完勝した都立武蔵村山との1回戦で2得点し、計3得点の活躍で1次トーナメント突破に貢献。「きょうは試合前からシュート態勢に入ったら、足を思い切り振り抜くことだけを考えていました。あのゴールはその通りにできた」と笑顔で説明する。本大会出場の懸かる2次トーナメントに向けては「1試合で1点以上決め、チームを勝たせられるプレーをしたいですね」と締めくくった。
(文・写真=河野正)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選