検見川の先制点は7分。右サイドを突破しCKを得ると、MF7杉﨑健光(3年)の入れたボールにゴール前でFW8有吉魁翔(3年)が頭で合わせ、ネットを揺らした。この試合一本目のCK、しかも結局前半はこの一本しかなかったCK。そのワンチャンスを見事に決め切った。

 先制に成功した検見川は18分にも追加点を挙げる。左の杉﨑から前線でボールを受けたFW9盛合世生(3年)は「得意な形でもらったので、自信を持ってゴールへ」迷わず勝負。ボックス内まで持ち込んで強気に左足を振ると、DFに当たったシュートがGKの頭上を越えゴールに吸い込まれた。

 対する日体大柏は前線のFW9斉藤海智(3年)が起点となり、FW11吉村友佑(3年)、MF10沼田大都(2年)、MF20小菅晴輝(3年)はボールサイドに絡む動きや、追い越す動きでチャンスを量産。左サイドからはMF7島崎貢輔(3年)が左足で正確なボールを度々ゴール前に供給し、自らもフィニッシュを放っていった。

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▽令和6年度関東高校サッカー大会千葉予選
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