静岡学園 vs 常葉橘

 後半に入っても依然として静岡学園が相手を押し込む展開。

 静岡学園は前半から戦い方を変え、ゴール前に急がず丁寧なボール回しで相手の隙や出所を見極めながら得点を狙っていく。すると71分、華麗なパスワークでエリア中央を崩していくと最後の受け手となったMF18北田優心(2年)がコースを狙ったグランダーのシュートでゴールネットを揺らす。

 3点のビハインドとなった常葉橘は80分、静岡学園の一瞬の隙をつきMF23大石想來(2年)がゴール前のこぼれ球を押し込み1点を返すも万事休す。常葉橘にこの失点以外ほぼチャンスを作らせなかった静岡学園が3-1の快勝で準決勝進出を決めた。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選