長崎総科大附、佐世保実の堅守に苦しめられながらも4発快勝

長崎総科大附 vs 佐世保実

 ともに大会初戦となった2回戦から準決勝までの3試合を全て無失点。大会優勝候補の一角、長崎総科大附と2016年に井筒和之監督が就任して9年目で初の準決勝進出を果たした佐世保実が、6月6日に雲仙市の長崎県立百花台公園サッカー場で激突した。

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 「相手のやってくることはわかっていたので、それをどう耐えるか。そこは覚悟していたので狙い通りではありました」

 試合後、佐世保実を率いる井筒監督がそう語ったとおり、佐世保実は前半から徹底した守備からのカウンターを貫き、長崎総科大附を自分たちのペースへと巻き込んだ。ゴール前では全員で密集し、体を投げ出してボールを止める。そして、ボールを持てばカウンターで1点を狙い続ける。選手の層と質、そして経験値でも長崎総科大附に劣る佐世保実が勝つとすれば、これしかないという戦いである。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長崎予選
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