後半に入ると日大も息を吹き返し、互角の戦いが続く。36分、日章はCKを得るが得点には至らない。39分、日大は左サイドに侵入しシュートを打つがゴールならず。直後にもCKのチャンスをつかもが、これも実らない。後半の飲水タイムが終わると、再び日章がボールを握る時間帯が増えていく。しかし、日大の守備は変わらず固く、なかなかゴールを破ることができない。57分には高岡が、遅延行為でイエローカードを提示された。

 再びゴールネットが揺れたのは67分。高岡のクロスを受けた小峠がシュートを打つも、跳ね返される。そのこぼれ球を、後半開始から出場した佐久川友杜が右足でシュートし、2点差とした。さらに70分、水田祥太朗のパスを受けた高岡が2点目となるゴールを決め、試合をほぼ決定づける。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)宮崎予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)宮崎予選