後半開始とともに両サイドの入れ替えを実施。右にMF14飯田龍之進(3年)、左にFW11吉田央(3年))というフレッシュなサイドアタッカーを投入することで、攻撃のギアを1段階上げた。最初にイメージしたのは右からの仕掛け。飯田がテクニカルな仕掛けで近大和歌山陣内に入っていくと、後半17分には飯田がドリブルから前線の大西に展開。ゴール前でスルーパスをもらいなおした飯田が左足でゴールネットを揺らし、均衡を崩した。
中央を連携で崩したことで近大和歌山が中を警戒し始めた。先制点を奪ってからは意図的に2トップにボールを入れて、相手の視線を中に集めると今度は手薄になった左サイドを攻略。後半20分にはFW9久城壮司(3年)、吉田と繋いだボールを左前方に展開するとフリーでドリブルを仕掛けた吉田がPA内に入り、落ち着いて2点目を決めた。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)