昌平が2点差追いつきPK勝ち！桐光学園はリード守り切れず4強入り逃す
PK戦を制し歓喜の昌平イレブン
7月31日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ（総体）準々決勝が行われ、JヴィレッジP3の第2試合で昌平(埼玉)が2-2(PK:4-2)で桐光学園(神奈川1)を下し準決勝に駒を進めた。
前回大会準優勝の桐光学園は2試合目からの登場で、帝京大可児と作陽学園をPK戦で下しての勝ち上がり。対するプレミアEAST勢の昌平は1回戦で尽誠学園に苦戦を強いられるも、そこをなんとか勝ち切ると、2、3回戦は帝京安積と福大若葉に内容も伴っての完封勝利。関東勢同士の対戦は前後半で内容がくっきり分かれる展開となった。
「相手の良さを消すことがテーマだった。前半はプラン通りに進んだ」と鈴木勝大監が振り返った通り、前半は桐光学園がペースを握る。相手のボランチMF8大谷湊斗(3年)に対しマークをつけキープレイヤ―へのパスを遮断。守から攻を素早く切り替えて相手陣内へ侵入し、ロングスローも使ってゴールに迫った。
すると22分、ロングスローで押し込んで左CKを獲得すると、DF3武山陽介(2年)が入れたボールにファーサイドでフリーになったFW11浦上大和(3年)が頭で合わせゴールに叩き込んだ。先制に成功した桐光学園は27分にもPKをMF10吉田晃大(3年)が沈めて昌平を突き放す。昌平も33分に高い位置でボールを奪うと、GKと1対1になった大谷がループシュート。しかしこれはわずかに枠の上を通過。桐光学園はしてやったりの展開で2点をリードしハーフタイムを迎えた。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ（総体）
令和6年度全国高校サッカーインターハイ（総体）
