上手く自らの土俵に持ち込んだ米子北が名門・市立船橋に1-0勝利!2大会ぶりの4強へ

決勝点を決めたFW 9鈴木颯人

 夏の高校日本一の座を争う令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)は31日に準々決勝を実施。市立船橋米子北の対戦はFW10鈴木颯人(3年)の得点を守り切った米子北が1-0で勝利した。8月2日の準決勝では神村学園と対戦する。

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 米子北の城市徳之総監督にとって市立船橋は縁のあるチームだという。監督として初めて選手権の舞台に立った2003年度の選手権では2回戦で対戦し、0-5の大敗。監督の立場で最後に挑んだ2015年度の選手権でも2回戦でぶつかり、0-3で敗れている。「名門校だし、憧れの高校でもある」(城市総監督)市立船橋に3度目の挑戦で挑んだ初勝利とあって喜びは大きく、試合後は「市船さんに勝てたのは我々にとって凄く大きい」と口にした。

 これまで掴んできたタイトルの数は差があるかもしれないが、この日の勝利は決してジャイアントキリングではない。「2トップが身体を張って、ボランチやサイドハーフがボールを受けようと考えていました」と話すのはFW9鈴木颯人(3年)で、米子北はチームカラーである粘り強い守備でボールを奪うと素早く前線に展開し続ける。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)