神村学園が名和田の決勝弾で米子北下し初Vに王手

神村学園はエースのFW名和田我空が決勝ゴール

 8月2日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)準決勝がJヴィレッジスタジアムで行われ、神村学園(鹿児島)が1-0で米子北(鳥取)を下し決勝に駒を進めた。

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 ここまでの4戦を24得点無失点と、全試合で相手を圧倒してきた神村学園と、全試合1点差以内と粘り強く接戦を勝ち抜いてきた米子北。プレミアWEST勢同士の両チーム、インターハイ前最後の試合となる11節に対戦した際は、4-2でアウェイの神村学園が勝利していた。

 「ずっと米子北さんのペースで、圧力に押されていた」と試合後に神村学園の有村圭一郎監督が振り返ったように、試合は序盤から米子北が押し込む展開が続く。CKやFKからゴールに迫った米子北はからDF12花田涼惺(3年)やFW9鈴木颯人(3年)が惜しいシーンを作っていく。

 しかしDF陣が身体を張った守備を見せた神村学園は、GK17江田優大(2年)もビッグセーブでゴールを死守。前半終盤になるとフィニッシュまでいける回数が増え、エースのFW14名和田我空(3年)もアディショナルタイムに2度惜しいシュートを放つなど、スコアレスながらも盛り返してハーフタイムを迎えた。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)