試合後、横浜商大高・安達伸彦監督は「反省点が多い試合でした。失点が良くなかった」と、まずは反省を口にしたが「相手が前半ウチをリスペクトしすぎてくれて守備的に来ていた。それに対して(ピッチの)中で選手たちが、自分たちでボールを動かしながら相手がどう動いてくるか判断して4点取ってくれたことで相手のゲームプランを崩したと思います」と選手たちのゲーム内での成長を喜んだ。また、キャプテンのMF8高田渉真は「前半で結構ゴールは取れていたのですが、全体的に見た時に無駄な失点が多かったです。相手に勢いも与えてしまうので暑さもありますが、最後まで集中してやりたいです」と次戦に向けて気を引き締めた。自身のプレーについては「(中盤での大谷らとのパス交換については)お互いにいいイメージが共有できていた」と満足気だった。
2回戦敗退となった保土ヶ谷。反撃に時間がかかり、35分ハーフの試合時間がチームにとって負に作用してしまう惜しいゲームだった。
(文・写真=西山和広)
▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選