秦野イレブン

　第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選1次予選Dブロック決勝が行われ、厚木西と対戦した秦野が5-1で勝利を収め2次予選進出を決めた。

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　昨年に続いての2次予選進出をめざす両チームの戦いは、会場をホームとする秦野が開始直後からゴール前にボールを運び、得点の香りを漂わせる。しかし、そんな流れの中、先取点を奪ったのは厚木西だった。10分、秦野・粕谷啓介監督も「前の試合でも得点を取っていたので警戒はしていた」と話したMF7野口友翔にライン取り良くDFの裏を抜け出され、このボールを逆サイドのネットに豪快に突き刺された。

　追う展開となった秦野はすぐさま反撃。前線への圧を強めるが、厚木西も最終ラインを巧みにコントロールし裏を取らせない。このまま前半終了かと思われた前半のアディショナルタイム、秦野は相手ゴール左前でFKを獲得。「決めたらヒーロー、緊張は無かった」(MF7佐藤空人)がゴール右隅に沈め、スコアを1-1の振り出しに戻し前半を終了する。