対する四中工は格上といえるプレミアリーグ勢の大津と対戦し、全国基準を知れる格好のチャンス。「守備とか奪われた後の切り替え、囲い込みがとても速かった。セカンドボールを先に拾われたし、思うように背後も取れなかった」と口にするのはFW51増田莉久(2年)で、前半は思い通りに見せ場を作れなかった。惜しい場面は前半5分にDF4水谷忠豊(3年)のパスからMF13若松音冬(3年)が放ったクロスバー直撃のミドルシュートぐらいだったが、後半の立ち上がりは積極的に相手ゴールを目指す場面が見られた。

 後半3分には右前方にボールが落ちると先に反応したDFに競り勝った増田がシュートまで持ち込んだが、GK41坊野雄大(3年)がセーブ。3分には左サイドでボールをおさめた増田が右前方にパスを展開し、MF7小久保圭皓(3年)がフリーでシュートを放ったが1点が奪えない。

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▽第12回和倉ユースサッカー大会 2024
第12回和倉ユースサッカー大会 2024