共愛学園 vs 前橋育英
前半に記録した6本のシュートのうち、4本が決定打だった。
まず2分、ボランチ柴野快仁(2年)の左クロスから白井が合わせた一撃はバーに弾かれ、10分に1トップの佐藤耕大(3年)が右SB瀧口眞大(2年)の右クロスからボレーで放ったシュートは、GK佐藤明珠(3年)の好守に阻まれる。
25分にはMF平林尊琉(2年)の右クロスを佐藤が打ち、右CKから左SB竹ノ谷優駕(2年)が28分に放ったヘッドもわずかにバーの上を通過し、攻勢の時間帯が多くありながらも先制できなかった。
インターハイ(総体)予選準決勝で前橋育英を1-1からのPK戦で倒した共愛学園は、相手の球際の強さや寄せの速さに苦戦し、複数の効果的なパスをなかなか繰り出せなかった。守備に労力を消費する時間が長く、前半のシュートは1本。23分に右2列目の清水陽太(3年)の正確な右クロスから、左2列目の中野一楓(3年)がヘッドで合わせたが、惜しくも左に外れた。
▽第103回全国高校サッカー選手権群馬予選
第103回全国高校サッカー選手権群馬予選