先制点を決めた福井商FW11杉田友輔
福井商、17年ぶりの選手権に王手!北陸をPK戦の末に下す
10月27日、第103回全国高校サッカー選手権福井予選の準決勝がテクノポート福井スタジアムで行われ、北陸と福井商が対戦。前後半で勝敗がつかず、PK戦までもつれた一戦は福井商が1-1(PK:6-5)で勝利した。
「福井にはない取り組みをやって、こういうサッカーもあるよ、福井も捨てたもんじゃないでしょと見せたかった」。そう口にするのは高木謙治監督で、今年の福井商は攻め勝つサッカーを思考。3-4-3の攻撃的なスタイルを磨き上げてきた。
ただ、トーナメントが佳境を迎えたのは緊張もあり、上手く普段通りの力を発揮できない。「相手がどんな守り方してきても、パスとドリブルで崩していこうと練習してきたけど、今日はこういう舞台なのもあって、あまり上手く行かなかった」と振り返るのは高木監督。試合の立ち上がりは「今年は久々に3年生が主体のチームで力があると思っていた」と松本吉英監督が評する北陸に押し込まれる場面が続いた。
▽第103回全国高校サッカー選手権福井予選
第103回全国高校サッカー選手権福井予選