矢板中央 vs 上田西
「牧野のセーブでチームの流れが来た」と白尾秀人監督が口にする通り、ピンチを凌いだ上田西は勢いづき、11分には右サイドの高い位置でボールを持ったMF7松本翔琉(3年)のタメからDF2和泉亮哉(3年)がシュート。GKが弾いたボールをDF4東風谷崇太(3年)が押し込み、先制に成功した。
反撃に出たい矢板中央は前半半ば代名詞であるロングスローで見せ場を作る。15分には左からMF5田中晴喜(3年)がゴール前に投げ入れたボールのこぼれ球を堀内がシュートも枠の外。28分にもロングスローのこぼれ球を渡部が打ち返したが、牧野に阻まれた。38分には左からのサイドチェンジをMF石塚遥真(3年)が後ろにヘッドで落とし、DF4小倉煌平(3年)がゴール前へ。DFが弾いたボールをすかさずMF井内哲心(3年)が狙い、GKの脇を抜けていったが、カバーに入った東風谷がかき出し、上田西が失点を回避した。
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会