''黄色い壁''上田西が矢板中央を下し8強進出
上田西 イレブン
第103回全国高校サッカー選手権大会は2日に3回戦8試合を実施。フクダ電子アリーナで行なわれた矢板中央と上田西のカードは、2-0で上田西が勝利した。4日の準々決勝では流通経済大柏と対戦する。
試合の行方を大きく左右したのは序盤だった。MF7平野巧(2年)の縦パスから、FW10堀内凰希(3年)がPAの右外に飛び出すと、ゴール前へ仕掛けたところを倒され、矢板中央がPKを獲得。このチャンスにMF9渡部嶺斗(3年)が右隅を狙ったが、GK1牧野長太朗(3年)の読みに阻まれた。
「最初のPKを決めていれば完全にうちの流れになったと思うのですが、あそこがターニングポイントでした」。そう振り返るのは高橋健二監督で先制点のチャンスを逃した矢板中央は焦りから、攻撃が単調となり、以降は決定機まで持ち込めない。
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会