前半を2-0で折り返した堀越の優勢は変わらない。しかし、ハーフタイムでは主将DF2竹内の「たまたま失点していないだけ」「(守備に)誰もいかない」と守備の緩さを危機感とともに厳しく指摘。これで引き締まった堀越。後半、遮二無二に前に出る常盤の攻撃を受けつつ、前を向かせない守備でペナルティエリア付近に寄せ付けなかった。

 良い守備から良い攻撃が生まれるもの。後半37分、DF5瀬下琥太郎(3年)、途中投入のMF15小川稜太(1年)を経由。最後はMF17岩﨑晄芽(3年)が3点目を決め、試合終了となった。

 ハーフタイムでの修正が効き、3-0で勝った堀越。その堀越、約2週間後には第103回全国高校サッカー選手権大会という晴れ舞台が待っている。このタイミングで2部参入戦はチームにどのような影響を与えるのか。

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▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2024プリンスリーグ関東2部 プレーオフ(参入戦)
高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2024プリンスリーグ関東2部 プレーオフ(参入戦)