叡明スターティングメンバー(写真=河野正)

 後半に入ると序盤から攻勢を仕掛け、10分に中原の左クロスから小比賀が打ったヘディングシュートは右ポストをたたき、17分の田中、27分のFW前住渚有(1年)の一撃はいずれもバーをかすめた。

 3点目は28分だった。沖田が入れた左CKのボールが混戦となり、素早く反応した左SB八尋祐有(1年)が勝負を決するループ気味のシュートを決めた。

 東部支部予選で準優勝して県大会に進んだ叡明は、相手のキープ力の高さと寄せの早さに手を焼き、思ったような攻撃ができなかった。昨年からのレギュラーで1トップを務めた大谷祥太(2年)に生きたパスを供給できず、シュートは後半18分に打った大谷の1本に抑えられてしまった。

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▽令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)