一方の武蔵越生はボランチ飯塚が供給する長短のパスから、右2列目の鈴木陸太(2年)や左2列目の吉野充輝(1年)が外から運んで2トップに最終パス。前半19分と28分に眞崎がシュートを狙ったが、同じく得点できずに前半を終える。

 ボール占有率で上回る武南は後半に入ると、攻撃的MF陣がドリブルを駆使して得点機会をうかがった。後半開始から投入された切り札のMF八百川尚輝(1年)が9分、右から強烈な一撃をお見舞いしたが、主将のGK小林汰雅(2年)の好守に阻まれた。しかしこのプレーで負傷した小林はピッチを後にする。

▽令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)