日体大柏 vs神戸弘陵

 チャンスとピンチを繰り返す忙しい展開。1点をもぎ取るべく両ベンチは交代カードを切り、状況の打開を探った。そして迎えた後半32分。決勝点は新井→米崎→三橋とテンポよいパスワークから生まれた。アシストの米崎は「三橋くんならあの場所にいると思ったので信じてパスを出してよかったです」と言えば、三橋は「ここまでつないでくれたチームメイトとパスを出してくれた米崎くんに感謝です」と称え合った。決めた三橋だが本来はサイドのポジション。不慣れなワントップ起用に見事、応えた。その三橋について根引謙介監督は「(大会の決勝のような)大舞台が好きな選手。得点が欲しい、欲しい、言っていました。こうした場面で得点できた本人は嬉しいと思います」と語った。

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▽第34回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
第34回イギョラ杯国際親善ユースサッカー