日体大柏 vs神戸弘陵

 この日の午前中、準決勝を戦った両チーム。日体大柏は6-0、神戸弘陵は5-1とともに大量得点で勝ち進んだ。約3時間のインターバルを置いての最終決戦は序盤から相手のスペースを突きあうオープンな展開となった。

 前半、攻勢に出たのは神戸弘陵。前半20分、23分とカウンターから、31分にはショートカウンターからチャンスを作り、相手ゴールに迫った。6:4の割合でペースを掴んだ神戸弘陵だが、ハーフタイムに谷純一監督からは「チャンスが多く、攻めていて0-0のスコアで折り返すと『いけるだろう』という気持ちになってしまう。そうした状況で後半に失点するケースが多い」とイレブンを引き締め、送り出した。一方、日体大柏は守勢にまわりながらも前線へのロングボール、サイドチェンジで攻撃の糸口を見出すなか、後半7分、MF新井のシュートがポスト直撃と惜しいシーンを作った。

▽第34回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
第34回イギョラ杯国際親善ユースサッカー