
注目の鹿児島城西FW9大石脩斗
12分には野村が放ったシュートのこぼれ球をゴール前で繋いでMF中村颯太(2年)がミドルシュートを狙ったが、枠を捉えることができない。「チームがまとまっていない。バラバラ。抜けた3年生の存在が大きい」。そう振り返るのは新田祐輔監督で、相手ゴール前までは進むものの鹿児島城西の代名詞である前線からのアグレッシブな守備は機能せず、相手コートで押し切ることができない。
対する佐賀東はパワフルな鹿児島城西への対策は万全だった。「鹿児島城西の大石脩斗は相当化け物なので、そこのプレスパックは今日の試合で一番意識していました」と話すのは中村で相手のロングボールにしっかり対応し、こぼれ球を回収。前半半ばからは落ち着いたボール回しから効果的にサイドを変えて、チャンスを作った。
▽第46回九州高校U-17サッカー大会
第46回九州高校U-17サッカー大会