向かい風に苦しみながらも技術と判断に長けたMF10佐々木悠太(2年)とMF15岡本桂乙(2年)のダブルボランチを中心に追い付いてボールを動かし、機を見て中野らDF陣が前方にロングボールを展開。ターゲット役のFW9倉中勇駕(2年)や左のMF18大田翔亜(2年)が果敢にゴールを狙った。
前半2分には右CKから中野がヘディングシュート。8分には左を仕掛けた太田のクロスはファーに流れたが、中に折り返し後方に下げたボールを岡本がミドル。このシュートは絶妙なコースを突いたが、左ポストに嫌われた。16分には岡本が佐々木の落としを貰いなおし、ゴール前に入って行ったが最後の局面は破れない。「前半はボールを回せていたのですが、ゴール前まで行けきれなかった」と振り返るのは佐々木で主導権を握りながらも無得点で前半を終えた。
▽第46回九州高校U-17サッカー大会
第46回九州高校U-17サッカー大会