追加点を挙げた神村学園FW11徳村楓大

 反撃に出たい東福岡は4-4-2から4-1-4-1にシステム変更。ダブルボランチの一角に入っていたMF8西田煌(2年)を本来のセンターハーフに上げた。「基本ボランチで前に出ないのですが、前に出た時はシュートで終わろうと思っていて、今日は前半から積極的に打ちに行っていました」。そう振り返る西田のポジション変更は効果的で、ゴールを狙うために前方へと飛び出すと、25分にはPA内で倒され、PKを獲得。キックは右ポストに阻まれ、西田自らが押し込んだが判定により得点は認められない。

 ピンチを切り抜けた神村学園は27分に右サイドの高い位置でFKを獲得。佐々木がゴール前に入れたクロスのこぼれ球を徳村が叩き込み、東福岡を引き離すとそのままタイムアップ。2-0で勝利し、連覇を達成した。

▽第46回九州高校U-17サッカー大会
第46回九州高校U-17サッカー大会