
作陽学園MF10桃柄辰秋が決勝弾
以降も今大会、切れ味鋭い突破を繰り返したMF25西森永眞(2年)が左から仕掛けようとしたが、作陽学園の対策は万全。「相手のキーマンは左サイドだと分かっていたので、SBとボランチで2対1を作ってハメようとしていました。そこが怖かったのですが、前半も抑えることができていたので感触的には失点する気がしなかった」(藤田)。
試合終盤は作陽学園が再び流れを引き寄せる。前半同様縦に速いサッカーを志向しながらも後半から入った俊足のMF11岡慶太(2年)を生かすため、サイドのスペースへの配球も増やした。23分には前線の落としからゴール前に入ったDF3前田湊斗(2年)がシュートに持ち込んだが、GK20山田新(2年)が鋭い反応を披露し、失点を阻止。それでも得点を狙う意と31分には佐野峯がDF裏に入れたボールから桃柄がゴール前を上手く抜け出し、ゴール。この得点が決勝点となり、作陽学園が優勝を果たした。
▽第17回中国高等学校サッカー新人大会
第17回中国高等学校サッカー新人大会