帝京長岡 vs 名古屋グランパスU-18

 攻撃の手を緩めない帝京長岡は先制からわずか5分後に追加点をゲットする。同29分、MF和食陽向の右CKは跳ね返されるが、ペナルティーエリア外でこぼれ球を拾ったDF桑原脩斗が豪快な右足ミドルをゴールネットに突き刺した。今季初得点となった桑原は「自分でもビックリ。練習でも取り組んでいない形。勝利に繋がって良かった」と笑顔を見せた。

 前半のうちに勝負を決めたい帝京長岡は同31分。FW児山雅稀が左サイドからゴリゴリとボールを運び、最後はGKの頭上を狙ったループシュート。これは惜しくもバーの上を通過。32分にはコートを横断するようにパスをつなぎ、左から走り込んだ吉原が右足ショット。これはゴール左を通過する。同35分にはパスのサイズを変えながらテンポよく左サイドを崩し、最後は児山がフィニッシュ。同43分には上田。同45分には和食からのラストパスに走り込んだ右MF堀田宙吾が右足を強振するも、名古屋GK岡野恭護の正面に跳び、リードを3点に広げることはできない。

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