後半は夏のような日差しが強まり、気温も上昇したことで両チームとも活発な選手交代でフレッシュな選手を送り込んだ。
互いに効果的なアタックができなかったが市立浦和は25分、CB福谷泰正(2年)の長いパスを預かった山崎が3点目を蹴り込むと、追加タイムにはともに後半途中から起用された両MFが絡み、決定的な4点目を手に入れた。海賀遥太(2年)のシュートのこぼれ球から、辻元蒼大(3年)の一撃がネットを揺らした。
S2リーグ連敗スタートから立て直した市立浦和の大野恭平監督は、「選手が自信を取り戻し、躍動できるような試合をやりたかった」と切り出し、この1週間はリーグ戦2試合で7失点した守備の整備に時間を割いたそうで、「ボールを取りにいくのか、いかないのかということを特に整理した」と説明。1失点こそしたが、「2年生の両CBがよくやってくれた」と褒めた。地元開催の関東高校大会に向けての意気込みも相当なもので、「絶対に行きたい。可能性は十分あると思います」と浦和南との2回戦を控え、力こぶを入れた。
▽令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選
令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選

