西武文理 vs 越谷南

 しかし敵陣に深く入り込むものの、最終パスがはね返されてしまい、ほとんど決定的なシュートを放てないまま前半を終えた。

 西武文理は後半も主導権を渡さず、堅実で粘り強い守りからリズムをつかみ、得点を重ねていった。

 2分に1トップの藤田隼(1年)がゴール正面から惜しいシュートを打って、追加点を目指す強い姿勢を示す。そうして21分、右2列目の宮下蓮一郎(2年)のパスを預かった佐藤が2点目を蹴り込むと、30分には佐藤の横パスから途中出場のFW笠原風(1年)が続く。さらに34分、交代出場していたDF群司快晴(3年)のシュートがルーズボールとなり、素早く回収したが宮下が決め、駄目押しとなる4点目を奪った。

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▽令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選
令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選