新人大会東部支部予選で3位になって今予選の出場権を得た越谷南は、後半に5人を交代して劣勢の状況を一変させようとしたが、前半と同じく多くのビッグチャンスは訪れなかった主将の1トップ小山来人(3年)が、3本のシュートを放って最後まで勝負にこだわったが、とうとう1点が遠かった。
1985年4月から指揮を執り、2015年にはインターハイ初出場を果たすなど、西武文理を中堅校に育て上げた山口豊監督が、この4月から総監督となり、黒岩宏明コーチが新監督に就任した。同監督は長らく母校・西武台のコーチとして指導していたが、昨春、西武文理の非常勤講師としてサッカー部を指導していた。
既にS3リーグ2試合で指揮を執ったが、トーナメント戦はこの日が初さい配だ。「監督という意識はそれほどないんですよ。山口先生やコーチの方々など大勢の人に助けていただきながら、やっているだけですから」と謙虚に述べると、「1、2年生を先発させたが、成長したいという意欲を強く持ってほしかった。この3試合で勝ち癖のようなものが付いたのはいいことですね」と喜んだ。
▽令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選
令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選

