武南 vs 東京成徳大深谷(写真=河野正)

 1回戦から準決勝まで4-4-2の陣形を採用してきた東京成徳大深谷だが、武南の“地上戦”に備えて中盤を厚くし、決勝は4-2-3-1に変更して臨んだ。前方の顔触れを代えたことも的中し“空中戦”がさく裂。先制パンチを浴びせた。

 前半4分、右2列目の松尾泰希(2年)がスピードに乗って右サイドを突破。正確無比なクロスを1トップの関根大和(3年)がヘッドで合わせて先手を取った。関根は7分にも、松尾が右から入れたFKのボールをヘディングで押し込んで連続ゴールを決めた。

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▽令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選
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