武南 vs 東京成徳大深谷(写真=河野正)

 1点返されていた20分には、MF鯨井遥翔(3年)の左からの最終パスをMF吉田佑樹(3年)が蹴り込んで再び突き放した。これが決勝点。この5分後にも左CKから松尾が質の高いボールを入れると、MF白川成夢(3年)が頭でねじ込んで2試合連続ゴールとした。

 浦和南との準決勝でも前半に3得点したが、4ゴールに為谷洋介監督も「びっくりしました」と苦笑い。

 東京成徳大深谷はなおも攻め続け、39分には関根が左CKのこぼれ球を回収してシュート。バーに弾かれハットトリックを逃した。追加タイムにも直接狙った松尾のFKが、右ポストをかすめた。

【次のページ】 決勝 武南 vs 東京成徳大深谷(4)

▽令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選
令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選