武南は先発した前方の4人の配置を変えた。本来1トップの塚田恵斗(2年)を右2列目に置き、左2列目のドリブラー渡辺悠(2年)を1トップで起用。トップ下の有川達琉(3年)が左2列目で、トップ下には主将の平野琉斗(3年)が入った。
2点を追う前半12分、平野が左を切り裂いてセンタリング。塚田がGK本田一朗(3年)より一瞬早くボールに触って蹴り込んだ。まだ早い時間帯とあり、1点差で推移したら勝負の行方は全く分からなかったが、その後の2失点が痛かった。
武南はアタッカーのMF関口海龍(3年)を前半25分に送り込んだほか、攻撃陣の配置を従来の形に戻すなどしてゴールを目指した。ただ持ち味であるドリブルとワンタッチパス、スルーパスの組み合わせを滑らかに展開できず、効果的な崩しの形があまり見られなかった。相手の組織的な守りにも手を焼いた。
▽令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選
令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選

