一方プリンスリーグ東北では初の敗戦となった仙台ユースは、試合後加藤望監督がベンチ外の選手も含めて全選手の前で約30分間熱弁を振るった。「完敗です。もう相手の方が、チームとしてもそうですし、一人一人のその勝負に対する姿勢もそうですし、総合的に本当に完敗です」と完敗を認めた。攻撃が機能せず、前述の古屋と池田が不在の影響も見られた内容だったが、「試合が終わった後もそういう話をしたんですけど、結局誰かが引っ張ってくれないと頑張れないというマインドが出ちゃったのかなと思いますね。一人一人頑張っていないわけじゃないんですけど、それがチームとしてつながっていません。もちろん、私のマネージメントの不足というのはあると思うんですけど、そういうのも含めて、もう少し一人一人しっかりプレーするとか、あとは勝負に対してしっかり責任を持つとかできないといけません」と、一人一人が自立してプレーする部分の課題を語った。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 東北
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