1G1Aの主将のMF三鴨。1点目、ニアを狙った直接FK弾について「良いコースに蹴ったというより相手の壁が割れたので決まりました」と明かすとともに「2点目が入れば(試合は)決まると思っていましたが、なかなか入らず、前半で決め切れなかったのは課題」と振り返った。

 試合の流れを決めた2点目をあげたDF杉村は「前後半の立ち上がり、プレーが良くなかったので『どうにかしなければ』と思いました。ボールがこぼれてきたのは運ですがゴール前に入り切り、走り込めたのが良かったです」と持ち前のハードワークが活きた。

 攻めに攻めた4-0の完勝に堀越・佐藤実監督は「今日の試合は今年やろうとしたことが比較的、出せました。守備がゼロで抑えて、ゲームコントロールができました」と総括した。実は今季の公式戦、両者の対戦はT1リーグ開幕戦(4月2日)以来、2度目。前回は2-3で敗戦しただけにリベンジに燃えていた。

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▽令和7年関東高校サッカー大会東京予選
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