
寒川DF38稲谷優人
相手のクリアが外に出れば恰好のチャンスで、「チームの状況が悪い時でも、相手陣地でスローインになったら全部チャンスになるので大きな武器」と自信を覗かせる強肩のDF38稲谷優人(3年)がいる。24分には右サイドから稲谷が入れたロングスローをニアのMF19下川陽路(3年)が反応。ゴールに向かったが、カバーに入った大手前高松のDFに阻まれた。26分には右サイドから入れたロングスローのこぼれ球を稲谷自らが拾って、ゴール前に入れ直し。MF87藤原康騎(3年)が合わせたが、シュートは枠を捉えることができない。
前半は押し込まれる時間が続き、大手前高松にとっては苦しい時間帯だったが、チーム全員で粘り強く対応し、無失点を維持。「相手の流れの時こそを声を出し、みんなで鼓舞できていたから、危ないシーンがあってもみんなで守り切れた。そこが新チームになってから成長した部分かなと思います」(二川)。
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