一方の大手前高松は県内3冠を目標にしながら新人戦は準優勝で終わったため、残る総体、選手権にかける意気込みは強い。「大手前高松はパスサッカーが魅力だと思っているのですが、どんどん前に行って点を取ったり、勝ちに拘るチームを意識している。優勝を目標にしていて、一日一日を大切にしていきたい」。そう話すのは二川だ。ともに香川県の頂点を目指すチームとあって、年内に対戦する機会はまた訪れるはず。その際もこの日と同じように最後まで目が離せない試合展開になるだろう。

(文・写真=森田将義)

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 四国
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