試合後、法政二を率いる水島光監督は「厳しい試合になるっていうのはわかっていたが、選手がよく頑張ってくれたと思います。(横浜創英の)フォワードに良い選手がいるので、そこの対応を整理してできたので、選手は混乱することなくやってくれたと思います。年度の始まりはこんなにうまくいかなくて、みんなも文句を言い合ったりとかするのですが、最近はチームが言葉遣いとかコミュニケーションの取り方とかうまくできるようになってきたので、その成果かもしれません」と選手を労うと「法政二高サッカー部は神奈川県で優勝したことがないので、まずはやはり歴史を作るということで初優勝を目指して頑張りたいと思います。まだ怪我人もたくさんいて、競争もチーム内で激しいので、この波にたくさんの選手が乗ってくれると夏も秋も高校サッカーをみんなが楽しめるんじゃないかな。まだまだ始まったばかりですので」と期待を込めた。
チームをまとめるキャプテンのFW10堀内泰良は「創英は強くて難しい展開になったんですが、26年ぶりっていうことで勝ち切れて良かった。(吹奏楽部が加わる相手の大応援団に)お互い緊張するかなって思ったのですが、法政ってあまり勝ち上がったりしないんで(その雰囲気が)なんか面白かったです。後半は守り切ることは絶対で、でも守りに入るんじゃなくて、もう1点取るっていう気持ちはみんなで統一してやっていた」と振り返ると「法政二高がまだ県で優勝できていないので、優勝したいっていう思いが強いです。去年、(選手権予選で)東海に負けて3年生が引退しちゃったので絶対勝ちたいです」と決意を新たにした。
▽令和7年関東高校サッカー大会神奈川予選
令和7年関東高校サッカー大会神奈川予選