専大松戸vs 習志野

 「タフなゲームでした。(専修大松戸の)前線の選手たちが非常に強力なので、全体的に後ろに重たくなってしまい、セカンドボールが拾えず、なかなかラインを上げられませんでした。耐える時間が長くなりましたが、選手たちがよく踏ん張ってくましたし、最後までゴールを許さなかったことがやはり大きかったと思います」(習志野・櫻田常聖監督)

 値千金の一発が決まったのは67分だ。リスタートからの流れで、攻め上がっていたDF5石黒遥斗(3年)が冷静に押し込み、均衡を破るとともに、さらに集中力と闘争力を高めた習志野が虎の子の1点を守り切った。

 矛盾の対決は“盾”に軍配が上がった。

▽令和7年度関東高校サッカー大会千葉予選
令和7年度関東高校サッカー大会千葉予選