そのなか駒澤大高の先制点、そして前半アディショナルタイムの得点は相手の勢いを削ぐには十分なはずだが、そうではなかった。亀田監督は「こちらが2点取っても成城学園さんの気持ちは折れていませんでした。それでも向かってくるエネルギーを感じていました。めちゃめちゃ良いチームでした」とさらに称えた。

 駒澤大高は都リーグ最高峰のT1リーグ。片や成城学園は東京都第6地区リーグU-18 (実質6部相当)だが、カテゴリーの違いを感じさせないものだった。

 2-0はリードするチームには危険なスコア。1点返されると何が起きるかわからない。成城学園にはそうした不気味さがあった。だからこそ、駒澤大高の3点目は決定的だった。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選